
昔の企業の新入社員は目を覆いたくなるような研修があったのだそうです。酷い会社だと本当に自衛隊で入隊するのだとか。
IT系の企業ですらも自衛隊に数週間入隊させたりするありさまだったそうです。たしかにIT系の企業は仕事量が異常に多いところもあるので、どうしても残業がつきものになってくるため、ひとりひとりの精神修行からはじめるのもひとつの方法かもしれませんが、そのような精神論で仕事をするのは組織として健全ではありません。
自衛隊も国の防衛のためにある機関であって、企業の人材育成の場として使うべきではありません。企業における研修では、働くためのスキルを磨いたり、自主性やコミュニケーション能力を高めるのが目的でなくてはあまり意味がありません。
私が大学を卒業した後、新卒で入学した会社にて2週間の研修を受けました。ホテルのような専用の宿泊施設で、様々な事を学びました。
まずは、ごく一般的な敬語等の勉強。そして名詞交換のしかた、さらには正しい敬語の使い方、そして電話のとり方等々。
そこまでは非常に一般的だったんですが、その後新入社員を何版かにわけて、お題をだしてもらい、プレゼンテーションの練習というのをさせてもらいました。
お題は忘れましたが、もしもこの商品を宣伝するとしたらという形式で、班ごとにプレゼン資料を練っていくんですが、かなり意見の対立などがあり、どうやらそういったチームワークで仕事を進めていく訓練という意味合いもあったようです。
その研修が直接つながったかどうかはハッキリしませんが、個人的には社会人生活は充実しています。
研修といえば、新しく業務に就くときや、入社したときにすることだと連想しますよね。でも体験学習と称して、個人の性格の向上や他の人への指導の仕方など、自分の会社と関係ない場所でセミナーが開催されていることも多くあります。
以前なら上司の厳しい指導の元、下の社員の人たちの教育は行われることも珍しくありませんでした。しかし今日では、「パワーハラスメント」と呼ばれ逆に問題視されることも頻発してきたのです。
また叱られるとすぐに辞めてしまうという人も激増してきました。
そこで、上手く育てるための研修というセミナーも開かれるようになったのです。
相手を変えることが難しいのなら、その人たちを自分が上手く扱える上司になれば良いという転換の発想なのかもしれませんね。